そりゃそうだよね

あ〜〜選挙が楽しみ♪

ーー以下全部引用ーー

概算要求 力入らぬ霞が関 政権交代にらみ「様子見」
http://www.business-i.jp/news/kinyu-page/news/200908270009a.nwc

2010年度予算の概要要求が今月末に締め切りを迎える。例年であれば、目玉となる新規政策を盛り込むなど、各省庁とも存在感を示そうと躍起になるが、今年は力が入っていない。「予算の総組み替え」を掲げる民主党が政権を奪取すれば、概算要求そのものが白紙に戻る可能性があるためで、中央省庁が並ぶ東京・霞が関には様子見ムードが漂っている。

 「9月に政権交代か。今のうちに夏休みを取っておかないと休めないな」

 今月中旬、経済産業省のある幹部はカレンダーを見ながら、こうつぶやいた。例年なら議員への根回しなど概算要求に追われる慌ただしい時期だが、省内は今も静かなままだ。

 経産省は昨年よりも1週間も早い20日に概算要求の内容を発表した。要求額こそ前年度当初比10.9%増と、力が入っているようにもみえるが、事業数は15%減で大規模な新規事業もない。民主党が予算の組み替えも辞さない姿勢を示しているため、淡泊な要求にとどめたようだ。

 各省庁とも「今、無理に事業計画を大きく宣伝して、つぶされてはたまらない」(総務省の担当者)というのが本音だ。従来、概算要求づくりは各局ごとの予算上限枠を決め、これに基づいて事業を積み上げていたが、民主党はこの手法を見直して官邸主導で予算の大枠を決めるとしており、7月に閣議決定済みの概算要求基準(シーリング)そのものを撤回する方針で、道路など公共事業を担う国土交通省でも、例年のように「深夜2、3時帰り」という官僚はほとんどいない。

 一方で、民主党政権の誕生をにらみ、強気な予算要求をする省庁もある。26日に概算要求を発表した環境省は、シーリング枠を最大限に使った。表向き「低炭素社会を作る方向性は変わらない」(環境省幹部)としているが、手厚い環境政策を掲げる民主党の姿勢を反映していることは間違いなさそうだ。

 金融庁の幹部は「大臣室の応接間を改造してスペースを作ることなどを検討中」と打ち明ける。民主党政権になれば、現在のような財務相と金融担当相の兼務は解消される見通しで、副大臣政務官など相当数の議員が庁内に送り込まれる可能性が高いからだ。

 ただ、新しい設備が今後も長く使われ続ける保証はない。「民主党に費用を請求するわけにもいかないし…」(幹部)とのボヤキ節も漏れている。